土地購入時に必要な諸費用

日本で住宅用地を購入する際、土地代以外にもいくつかの諸費用が発生します。以下は主な費用の一覧です。

1. 仲介手数料

土地を不動産会社を通して購入する場合、仲介手数料が発生します。仲介手数料は通常、土地の売買価格の3%＋6万円（税抜）を上限とし、消費税が加算されます。

2. 登記費用

土地の所有権を購入者に移転する際に必要な費用です。登記費用は以下の2つに分かれます。

• 司法書士報酬：登記手続きを代行する司法書士に支払う報酬。

• 登録免許税：国に支払う税金で、土地代金の0.4%程度がかかります。

  
  

3. 固定資産税・都市計画税

購入後、毎年支払う税金です。

• 固定資産税：土地の評価額に応じて課される税金で、一般的に評価額の1.4%です。

• 都市計画税：市街化区域内の土地に課される税金で、評価額の0.3%程度が加わります。

  
  

4. 印紙税

売買契約書に貼る印紙税が必要です。土地代金に応じて額が異なり、数千円から数万円程度です。

5. 測量費用

土地の境界が曖昧な場合や分筆する場合、測量士に依頼する費用が発生します。土地の広さや状況により費用は異なりますが、一般的には数十万円かかることがあります。

6. ローン関連費用

土地をローンで購入する場合、以下の費用が発生します。

• 事務手数料：金融機関への手数料。

• 保証料：ローンの保証会社に支払う保証料。

• 団体信用生命保険料：ローンの返済中に万が一の事態が発生した際に適用される保険料。

  
  

これらの諸費用を考慮した上で、購入計画を立てることが大切です。